「レクサス・is300h」1年半過ぎソニッククォーツの磨き&ボディガラスコーティング・・飯野自動車コーティング

①画像は、鏡面状に磨き上げ、難しい要望が多く辛い日々でしたが、ボディガラスコーティングを施工した。「レクサス・is300h」の完成車両です。

 

作業内容は以下で説明します。

②右フェンダーからドアにかけて、深い場所は爪が立つ位の擦りキズがありました。再塗装は、考えられない。現状で乗るか?磨きで、出来るだけキズを目立たなくして乗るか?のどちらかの選択でした。

 

幸いキズはクリア塗装の内側だけでしたが、耐擦り傷防止の塗装です。『可能か不可能か深く悩みました』不安な気持ちで、施工を引き受けました。

 

新車でレクサスコートを施工されて、ご自分で頻繁にメンテナンスされていたのですが、膜厚は、266ミクロンありました。

③非常に危険なのですが、厳重にマスキングをして、塗装面の状態を確認しながら、ポリッシャーは1㎝の動きで、荒処理の磨きを繰り返しました。

 

荒処理の磨きを終了した時点で、膜厚は、249ミクロンになりました。-17ミクロンです。

④キズの場所は、中目処理~細目処理の磨きで処理しました。

 

残った塗装面、全面は、微粒子~超微粒子の磨きで作業しました。

⑤念の為、オーロラ防止の超微粒子でのダブルアクション磨きです。

 

最終の磨きが終了した時点で、キズの箇所の膜厚は、244ミクロンになりました。-22ミクロンです。

⑥丸で、囲ってある場所が、タッチアツプペイントの箇所です。ここもパールホワイトの色が合わなくて苦労しました。

⑦今回使用したボディガラスコーティング剤は、ECHELON NANO-FILです。

 

「インパクトのある膜厚感、シミを防ぐ滑水性、従来品を凌駕する耐候性」といったコーティング剤として求められる重要な機能を実現しています。

 

エシュロン・ナノ フィルをスポンジで塗布します。直線状にムラや隙間ができないように塗布。その後拭き上げる。この作業をパネル一面ごとに、繰り返します。

⑧エシュロン・ナノ フィルが硬化する前に、ムラや拭き残しが無いか、作業しています。最後の仕上げです。

 

工場内の照明で発見出来なかった細かな部分を、コーティング液が硬化する前に、重要な作業ですので、二人で無我夢中で、色々な角度から仕上げています。

 

⑨ボディガラスコーティング終了後のキズの箇所の膜厚は、249ミクロンになりました。

 

ガラスコーティングで+5ミクロンになり、磨く前の266ミクロンから-17ミクロンで終了しました。

⑩エンブレムのすみずみもきれいに仕上げて、ボディガラスコーティング施工が終了しました。気が重く、辛かった作業も無事に終了しました。

 

輝く外観と、圧倒的な存在感、長い時間をかけて心を込めて磨きました。施工前と施工後の違いは、明白です。

 

新車時の艶が蘇り、綺麗になりましたが、今回のブログは、何処までが、磨きの限界か、参考にして頂く為にアップ致しました。

測定誤差は、±2ミクロンです。

 

「今回は、ボディガラスコーティング専門店・・飯野自動車コーティングへ、ご依頼いただきありがとうございました」